2014年03月09日

街角 short story

家路を急ぐ人に 押され歩く 夕暮れの街角

見覚えのある横顔が 時間を止めてしまった

右の掌の記憶 … あなたの左手の

温もりを そっと握りしめる 北風吹く街で



信号が変われば 人の波が動き出す

私は ここに佇んだまま 後ろ姿 見送ろう



あなたが見えなくなった 夕暮れの街角に

オレンジの明かりが 灯りだす

見上げる空は 暮れてゆくブルーグレイの空

吐息が白く凍るから 早く帰ろう







タグ :


Posted by ヒヅキ at 18:49│Comments(2)
この記事へのコメント
青色に限りなく近いグレーの色の
建物を作りたいと思った若かりし頃・・・
そんな志を持ってました。もうすぐ
半世紀に成ります。
ええ歌詞です。メロディはどんなに
なるのかねぇ~~?
Posted by コモンセンスコモンセンス at 2014年03月09日 21:38
青色に限りなく近い グレイって どんな色に…

今からでも 実現させてください…難しい色なんでしょうね?

冬の空、暮れかけのブルーグレイの空が好きで ふと思いついて作りました。

ゴスペラーズが アカペラで歌ってくれへんかなぁ~なんて思います(笑)
Posted by ヒヅキヒヅキ at 2014年03月09日 23:00
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。