2014年03月09日

街角 short story

家路を急ぐ人に 押され歩く 夕暮れの街角

見覚えのある横顔が 時間を止めてしまった

右の掌の記憶 … あなたの左手の

温もりを そっと握りしめる 北風吹く街で



信号が変われば 人の波が動き出す

私は ここに佇んだまま 後ろ姿 見送ろう



あなたが見えなくなった 夕暮れの街角に

オレンジの明かりが 灯りだす

見上げる空は 暮れてゆくブルーグレイの空

吐息が白く凍るから 早く帰ろう





  
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Posted by ヒヅキ at 18:49Comments(2)